滝沢乃南 好きだから・・・

悪くは無いんだけど・・・ 2009/7/27
こちらは２枚同発の上村監督バージョン。全編の９０％がノーブラ着衣か水着シーンで構成され、最初のチャプターでのノーブラに青色のブラウスでベッドで寝転んだり飛び跳ねたりするシーンでは胸の形が丸わかりになったり最初から飛ばしまくる。その後も上乳や谷間を見せまくり、シャワールームでのシーンでは肌色のチューブトップ水着からおっぱいが零れ落ちそう。ガラスに胸を押し付けたり、バスタオル一枚で上半身を隠しつつ、後ろ向きながらも、そのままバスタオルを取って完全に脱いでみたりと（勿論正面からではないので横乳も見えませんが）オイルやクリームを全身に塗ってみたり、最後のチャプターでは大きく前の開いた小さめの水着を着て挑発的なシーンに挑戦と、とにかく大きなおっぱいをこれでもかと見せてくれる。

初めて彼女の作品を見る人には、最高の作品であり、何一つ文句は無いと思うんだけど、ずっと彼女の作品を見てきている私みたいな人間には、見終わって思うにどうも今ひとつ足りない感じがしないでもない。考えてみれば手ブラになるわけでもなく、"何か"を想起させるようなお約束的なシーンもない。確かに今までの作品よりも露出はちょっと増えたけど全てのシーンは今までの作品でやってきた事の延長線上であり、サプライズ感はない。「白桃郷」や「見つめて」などの過去の作品とで見てきた事の変化球的な感じに落ち着いている。

事前には監督名やジャケ写なんかを見て結構期待していた部分もあったので、そう考えると食い足りないかなと。まぁ勝手に変な期待をした私が悪いんだが、というかこれだけ条件が揃った上でこの出来上がりとなると、どうも露出、演出的に彼女の限界線はここまでなのかもしれないなぁ。今後、最近の松金洋子の作品みたいな方向に行くとか言うなら話は別だけど、まずそうはならないでしょうし。勿論全体的に悪くはない作品だし、前回の２枚同発より全然いいんだけど、余り大きな期待をし過ぎずに見る事をオススメします。
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この記事は2010/6/6に作成しました。